非常勤の仕事を探したい

麻酔科医の医師の中には、非常勤として働くことを望む方もいます。常勤であれば、限られた給料の中で勤め続けることになります。また、より幅広く診療の経験を積むために、あえて非常勤のシフトを入れるケースもあります。

ここでは、こういった様々な理由から非常勤の道を選択した麻酔科医の体験談を紹介します。

麻酔科医の転職体験談【非常勤・アルバイト編】

スキル習得のために大学病院の非常勤をかけもち(男性・30代)

現在週3日で勤めている脳外科の専門病院では、手技がワンパターン化してしまうと考えて、何とかしたいと思いキャリアコンサルタントに相談。そこで「スキルを維持するために、大学病院で非常勤のシフトを入れてはどうですか」と提案を頂きました。あえて大学病院を選んだのは、一般の病院では診断できないような、より幅広い症例を経験できるからです。週2回の勤務ですが、履歴書に勤務先としてかけることもあり、将来のためによい選択ができました。麻酔科医としてもっと経験を積んでいきたいと思っています。

親の介護のためにアルバイトを選択(男性・40代)

東京の大学病院に勤めていましたが、父の介護をすることになり、実家の近くで非常勤として働くことにしました。それから父が亡くなったため、東京に戻ることを決意。結果、元の大学病院に講師として戻れることになったのは、医局との繋がりを残せるよう、家族の事情などをふまえて、非常勤先との交渉や調整をして頂いた転職エージェントのおかげです。今でも非常勤先は、そのエージェントに探してもらっています。

週末だけ地元でスポットのアルバイトを入れています(男性・40代)

実家から離れたところの大学病院に勤務していましたが、両親の介護が必要になり、いろいろ考えた末に、週末だけ実家近くで勤められる、非常勤の求人を探すことにしました。転職エージェントに相談した結果、金曜日は静岡の病院で非常勤として働き、週末は実家で介護をするという選択肢を紹介していただき、うまく調整することができました。

転職を検討する際のポイント

麻酔科医師が非常勤で働きたい場合、希望する条件に見合った勤務先を探すのはそう簡単ではなく、情報も限られてしまいます。また、交渉までも自分で行うとなると、膨大な時間を要することになりロスは否めません。

そこで、信頼できるキャリアエージェントに依頼すると、これらの問題は一気に解決することができます。多くの引き出しを持ち、多数の情報を持つエージェントが最適な勤務先を提案してくれるので、その中から自分の希望とするところを選別していくというのは、とても楽なものです。

実際、細かな交渉事もすべて代行してくれる上に、アフターフォローも行ってくれるのは、大きなメリットといえます。

麻酔科医の非常勤求人例をチェック

非常勤で麻酔科医として働ける場所を探す場合、いったいどんな求人が出ているのでしょうか?タイミングやエリアによっても異なりますが、例としていくつか実際の麻酔科医の非常勤求人を見ながら、傾向や特徴について解説します。

求人例1:手術麻酔や術前術後管理担当の麻酔科医を募集

勤務地 宮崎県内 総合病院
給与 日給6〜8万円
その他特記事項 勤務日は平日9:00〜18:00、救急あり

この病院では一般外科や消化器外科などで行われる手術麻酔の麻酔科医を募集しています。非常勤のため、給与は日給で換算。週5日働いた場合、月収でおよそ120〜160万円ほどの収入となります。

地方のため日給は首都圏などと比べると4〜5割ほど少ない日当となっています。非常勤とはいえ、救急ありなどオンコール体制での勤務も必要になります。このようにワークバランスやオンコール負担を避けたいという理由から非常勤を選ぶ場合は、勤務先の条件もしっかりと確認しましょう。

求人例2:循環器専門クリニックで心臓麻酔の担当医を募集

勤務地 茨城県内 循環器科
給与 経験・経歴により応相談
その他特記事項 勤務日は月・水 8:30〜17:00

こちらの案件では、手術麻酔担当医としての非常勤医募集をしている点では求人例1と同様です。とはいえ、勤務日が週2日。オペ終了次第帰宅できる点などが異なります。他の非常勤アルバイトとの兼任や、子育てなどとの両立を考えているならとても良い条件。ただ、給与は経験に応じて相談で決められるとのことですから、ある程度即戦力としての人材が求められていることが伺えます。

求人例3:超過勤務手当付!日給12万円

勤務地 埼玉県内 循環器科
給与 12万円/回
その他特記事項 勤務日は火 9:00〜17:00

循環器科の非常勤としてのこちらの求人は、勤務日は週1日。しかも1回あたりの給与も高くなっています。万が一勤務時間を超過した場合も、きちんと手当てがつくため、副業として麻酔科医バイトを探す方にとっては魅力的と言えるでしょう。4週入れば48万円の給与ですので、社会保険料などを払っても、一人暮らしならなんとかやっていける収入です。ただし、麻酔科医としてのキャリアをしっかり積みたい場合には、少し物足りないと感じる方もいるでしょう。

麻酔科医で非常勤として働くメリット・デメリット

常にオンコール体制、人手不足などの理由からハードな仕事というイメージの強い麻酔科医。確かに常勤麻酔科医はとても忙しく、ハードな仕事です。各診療科全体での非常勤医の1週間の勤務時間平均は週あたり約27時間と短いことから、ワークライフバランスを確保したい方にとっては魅力的と言えるでしょう。

メリット1:ワークライフバランスをしっかり取れる

ここまで見てきたように勤務日や勤務時間がそれぞれ設定されている非常勤麻酔科医の求人。火曜日のみの求人と、木・金曜のみの求人を同時に選ぶこともできるでしょう。夜間勤務などが当直で生じる常勤医と比べて、勤務時間を自分の都合・家庭環境に合わせて選択できる点は大きなメリットです。転職活動中の合間に、スポットとして働きたい方にもいいでしょう。

メリット2:スキルアップに貢献

常勤で特定の病院に勤務している場合でも、経験や症例を積みたくて非常勤医として働く麻酔科医の先生もいます。

非常勤先で、消化器外科など特定の診療科を選択すれば麻酔科医としての専門分野をさらに深堀できるでしょう。即戦力が期待される非常勤の麻酔科医。スキルアップの一つの選択肢として非常勤という働きを選んでみてもいいでしょう。

メリット3:常勤との掛け持ちで収入アップが狙える

常勤としてすでに病院に所属している場合でも、さらに収入アップを狙って非常勤医として働くのもアリです。麻酔科医は非常勤医の中でも給与が高い傾向にあります。1回の勤務で15万円など好条件を提示していることも多々ありますので、収入を大幅アップさせることも不可能ではないでしょう。

メリット4:転職活動や情報収集がしやすい

転職活動を始めるにあたって、病院ごとの雰囲気や情報を収集したいなら、その病院で働くのが一番です。非常勤医なら働きながら生の情報を収集できます。また、働きぶりを見てもらえるので、常勤医師としての採用情報もいち早くキャッチできる上、採用率も高められるでしょう。

デメリット:福利厚生や各種手当・退職金がない

非常勤医は正規職員でないことから、福利厚生や退職金の面ではデメリットがどうしても生じてしまいます。

特に勤務先の雇用保険や健康保険に加盟できなければ月々の支払いは自己負担になるため金銭的負担感は大きくなります。勤務先に託児所などの福利厚生があったとしても、利用できない可能性もあるでしょう。

こうした雇用者に対しての制度の不足はデメリットと言えるでしょう。

麻酔科の非常勤に強い転職エージェント

プラス麻酔

プラス麻酔は、リクルート出身の社長が株式会社リクルートドクターズキャリアを経て独立し創業された会社「株式会社 Dプラス」が運営する転職サイトです。

常勤・非常勤・スポット採用と、雇用形態ごとに麻酔科医に特化した求人を探すことができる転職エージェントです。取引先は全国に広がっており、国立がんセンターや大学病院、独立行政法人国立病院機構 東京医療センターなどが公開されています。医療機関へ麻酔科医が働きやすい環境づくりに関する提案活動を行ったり、麻酔科体制の構築などにも携わっています。

麻酔科医の紹介実績業界ナンバー1を誇り、創立以来、麻酔科専属の転職エージェントとしての地位を確立しています。

転職先を探している麻酔科医に対して、専任エージェントが1人1人つき、カウンセリングを重ねながら最適な勤務先を紹介してもらえます。また、ドクターのライフイベントやキャリアプランに合わせて条件のバランスを考えながら転職先を相談できます。

専用サイトにはドクターズインタビューや公開参加型アンケートなど、全国の麻酔科医に関する情報・動向もチェックできます。

「プラス麻酔」は、非常勤麻酔科医の求人を探すならまずは登録しておきたい転職エージェントと言えるでしょう。

麻酔科医局

麻酔科医に特化した転職エージェントである「麻酔科医局」はスポット・オンコール・非常勤・常勤など働き方ごとに求人を探せます。完全会員制で、2017年7月時点で1.200名の麻酔科医が登録。業界最多の登録数を誇っています。

運営しているのは株式会社エム・ディー・マネジメント。麻酔科医局以外にも、病院に対して効率的なオペ室環境をコンサルタントする「オペ室改善事業」、麻酔科医の「開業支援コンサルティング」などなどを手がけています。

「麻酔科医局」の特徴は、一人ひとりの麻酔科医に対して、最適な転職案件・スポット案件を提供してもらえるところ。完全会員制で、初めての職場でも安心して仕事ができるよう、確実な術前情報を文書で提供。また、雇用条件の交渉は担当コンサルタントが全て対応してくれます。

転職先が決まった後も、担当コンサルタントが継続してフォローアップを行い、サイドの非常勤やスポット求人情報を収集できます。

ニーズ別で選ぶ麻酔科医エージェント

  1. プラス麻酔

    引用元:プラス麻酔公式HP
    (url:http://plusmasui.com/)

    麻酔科特化型。他社にない国公立大学病院等の独自ルートを保持している為、キャリアパスも見据えた提案が可能。その満足度から生まれるリピート率が高いのも強み。

  2. m3.com CAREER

    引用元:m3.com CAREER公式HP
    (url:https://career.m3.com/)

    日本最大級の医療求人情報サイト。会員向けに麻酔科医だけでない様々な科目の非公開求人を保有、データベース化している為情報収集がしやすいのが特徴。

麻酔科医師向け転職エージェントの使い方

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